あなたがこの世界に一緒に生きてくれるのなら
死んでもかまわない あなたのために
星降る青い夜さ
どうか どうか声を聞かせて
この街をとびだそうか
つよく つよく抱きしめたい
つよく つよく つよく
あなたがこの世界に一緒に生きてくれるのなら
死んでもかまわない あなたのために
あなたがこの世界に一緒に生きてくれるのなら
月まで届くような翼で飛んでゆけるのでしょう
from「駆け抜けて性春」
ひとりとふたりは特別なコトバだ
だってそこから先は全部同じ、三人四人100人一億人。
僕らは正しく「人」でいなくちゃならない。
でも「ひとり」ぼっちなら、そしてもしかして夢の中だけでもきみと「ふたり」なら
そこには新しい何かが待っているかもしれない。
ゴイステ時代の「YOU&I」で峯田和伸という人を知った僕には
銀杏BOYZとはずっとそんな特別な「ひとりとふたり」について唄ってくれるバンドでした
そして今回なななななななーーんと!!銀杏BOYZサンの新曲「二回戦」のMVをRECさせていただきましたーーーー!!
のでッッ、いつものごとくMVをRECするにあたってのグダグダ&モロモロを書いちゃってしまいます!!
っていうか実は峯田氏に初めてお会いしたのは
今をさかのぼる事なんと15年前ッッ!!
僕は2ちゃんねるのAV板で「AV史上最も抜けないクソ作品を作るAV監督」との
ありがたい称号をいただいてしまう「girlfriends」そして「SWEETDAYS」という
童貞丸出し、ひたすら「おんなのこという生き物」の事を知りたくて
セックスの事を知りたくて公私混同しまくった狂ったエロビデオシリーズを作っていました。
未だに僕はカメラの前以外でSEXをしたことがない所謂「素人童貞」のままですが、
女の子を面接して衣装を買って小道具をそろえてスチール(写真)を撮って
イメージシーンを撮ってデートして笑ってアホな事してホテルに入って
お話をしてセックスして(時にはセックスできなくて)
from girlfriends 005
おんなのこを送り出してETCそんな諸々を全部終わった後、
確かに五分前まで「ふたり」だった空間には僕「ひとり」がいて、
「キミ」の姿はビデオカメラの中のテープにしか残ってない・・
そんな時にいつも僕が聴いていたのはGOING STEADYでした
確かにそんなAVなんてね・・・僕以外抜けねーーーよ!!
しかし恐ろしきは童貞ソーヤングな闇雲POWER!!
ある日どうしても最も新しくて最もうるさくて最も大切な音楽と
生々しいセックスが同時に鳴り響くようなアダルトビデオを作りたくなった僕は
ダメ元でゴーイングステディの事務所へメールを送ってしまった・・・・曰く
「AVのテーマソングにゴイステの曲を使わせてもらえませんか?」
そして下北沢の事務所の方へに打ち合わせに行って峯田氏の口から知った衝撃の事実
「僕、ターボさんのAV見てますよ」
今ではMOOSIC LABのようなスタイルで
「その時代の音」と「その時代の画」をコラボさせた映像作品はたくさんあるけど、
この時点では映画でもないミュージックビデオでもない、
そしてなによりAVでもないかもしれない
なんてまさに「ひとりぼっち」な映像はどこを見渡してもありませんでした。
そんな「ひとりぼっち」を「ふたり」へと橋渡ししてくれるのは絶対に音楽しかない。
THANK U FOR THE MUSIC
僕のクソみたいなAVを見てくれてる人がいるんだ!!
そして「駆け抜けて性春」を主題歌に
パッケージからフォトブックまでのスチール撮影を佐内正史氏に担当してもらうという
どんなジャンルにも属さないフリークスとしかいいようのない
「I LOVE YOU」というAVが完成しました。
もちろん今のようなSNSがない時代(泣)レコードショップからは「AVは置けないッス」と断られ
エロショップからは「これ・・AVですか??」と置くのを断られ・・・
「I LOVE YOU」はめちゃくちゃよくいえば「CULT」作品、
有り体に言えば「要らない」作品として忘却の彼方へさようならーーー!!
そしてゴイステ自身も突然の解散そして銀杏BOYZへとメタモルフォーゼ
「光の中に立っていてね」「BEACH」が峯田氏より送られてきて
そのあまりにあまりな内容に驚愕してこんなTEXTを書いたりはしましたが
ドリーム・ベイビー・ドリーム 銀杏BOYZ新作「光のなかに立っていてね」「BEACH」を解読する試み
今度は銀杏BOYZも突然の空中分解・・・・・・
僕と銀杏BOYZの間にあったのは、そんな不思議な10年間でした
ところが2017年の4月名物マネこと江口氏より
「あのーー銀杏BOYZのMVのお願いなんですが」
との一報が
「やりまーーーす!!」
と相変わらずの安請け合い(オイオイ・・・・)
15年ぶりに事務所にお伺いしてはじめて聴いたのが「イラマチオ」のBANDバージョンである「二回戦」でした。
江口氏、軽部氏、会田氏など事務所の方々が軽く引くほど、
「二回戦」を聴いた瞬間に僕は叫んでいました
「ここここここれこそ銀杏BOYZ究極のラブソングじゃないですかーーー」
様々な取り上げられ方で銀杏BOYZの、峯田和伸氏の楽曲は
直情的であり究極の生々しいラブソングだといわれているけど、
僕はずーーっとそう思っていなくて。
それとは逆に
どうしてもキミとボクの間にはまるでバリヤーのような境界線が存在する、
そのことへの絶望とその先への切望。
それがこんがらがって、
だからひとりほっちの「ぼく」は「きみ」にふれることができない。
夢の中以外では・・・・・
わたしはまぼろしなの
あなたの夢の中にいるの
触れれば消えてしまうの
それでもわたしを抱きしめてほしいの
不可能性のラブソング
ゴイステから銀杏BOYZまで峯田和伸というアーティストが
まるでモールス信号でSOSを告げる最前線の兵士のように
一貫して鳴らしているのは
恋の不可能性
血を流しても、ステージから飛び降りて骨折しても、
全裸になってフェスから出入り禁止になっても
ピークメーターが振り切れるほどシャウトしても、
そして9年という歳月をかけて綿密なノイズを作り上げても
銀杏BOYZの楽曲には「ひとり」から「ふたり」へと繋がる事への絶望がどうしようもなく横たわり、
まるで透明なバリヤーのようにキミとボクの間を隔てている
銀杏BOYZの楽曲の美しさとはそんな絶望のバリヤーに反射する光の輝きであり、
それが眩しすぎてそして苛立たしくて全てを壊したくなる
ひたすら美しいメロディーと心臓から血が吹き出すようなコトバを備えた
「イラマチオ」は正に銀杏BOYZ流ラブソングの究極のカタチだった。
なのでボクは事務所で曲を聴かせていただいて
下北沢の商店街を帰るその道すがらに思いついてしまった
ここここここれは「ブラウンバニー」が使えるジャン!!
世界で最も著名な映画評論家ロジャーエバートに「今世紀最低の映画」と酷評され、
出展されたカンヌ映画際においてあまりなその内容に大ブーイングが起き上映が禁止されてしまった伝説の映画。
ビンセントギャロによる究極の個人映画はギャロが演じる主人公が
ひたすら砂漠を90分間バイクで疾走しラストの五分、
クロエセヴィニーが演じる恋人にイラマチオをさせて射精して終わる。
THE BROWN BUNNY (2003) BLOW JOB SCENE(18歳以下は見ちゃダメ!!)
こーーーーーーーれは完璧に「イラマチオ」の世界観じゃないっすか!!
それもイラマチオシーンがあるMVなんてどう考えても日本初!いや世界初だぁーーーと・・・・。
さらにいえば今回VINYL時代ならA面が「エンジェルベイビー」でこっちはB面、
元々洋楽によくあるB面の名曲好き!!な僕としてはこれはエクストリームな事をやってしまおう!!と
がしかーーーし!!いやいや、ちょっと待って!!!
「イラマチオ」=「ブラウンバニー」で超盛り上がってしまったけれど、
アレ??!!冷静になってみると曲名変わってまーす・・・・イラマチオじゃないです!「二回戦」です!!
A面である「エンジェルベイビー」は紛うことなき「音楽」に対するストレートなラブソングで、
今までの銀杏BOYZ的ひとりとふたり的世界からその先の「人」へ。
音楽を介してならもっと開かれた世界へ向かう事ができるという決意表明にも似たアンセムで
(それを「家族」というひとりとふたりを越えた関係性の単位での物語へと変換した松居監督のMVはほんとーーにすばらしいと思います!!)
じゃあ何故「イラマチオ」は「二回戦」という曲へとメタモルフォーゼしたのか??
実はここに2017年現在の、そしてこの先の銀杏BOYZの楽曲に置ける世界観が集約されていると僕は思いました。
イラマチオという暴力性
キミがペニスを加えて涎を流すところ、キミがえずいてゲロをはいてしまうかもしれないところを見たい。
「愛地獄」に弾き語りで収録された「イラマチオ」には、透明なバリヤーに写しだされていてほしい
そしてこのバリヤーを破壊してくれるキミを求める刹那が鳴らされていました。
でも「二回戦」はそうではない。
誰もが経験する事だと思いますがおとこのこもおんのこも、
一回セックスしてしまったら性欲は収まって所謂「賢者モード」
でもどうしてももう一回したいと思う、
ベッドで幸せそうに眠るキミを見てもう一回セックスしたくなってしまう。
翌朝目が覚めて朝立ちを理由にもう一回してしまうような二回目のセックス
それは「ひとりぼっち」なイラマチオとは全く別な感情で。
ものすごくものすごく、でもサーカスの綱渡りのようにギリギリな
限りなく「ふたり」に近い想い
エンジェルベイビーがひとりとふたりのその先を唄ったように
イラマチオから「二回戦」に改題された時点で
この曲もまた、銀杏BOYZにおける「ひとりとふたり」の有り様をそして、
「恋とセックス」という
峯田和信というアーティストにおける二大命題を更新しよう、
キミとボクとを隔ててしまうバリヤーを壊すことはできないけれど、
そこに写った嘘を燃やしてしまおう
二回目のセックスの後でならそんな奇跡が可能になるかもしれない
そーーいう、くそみたいに、吐き気がするくらい、ロマンティックなアンセム
それが「二回戦」という曲の本質だと僕は想いました。
だから「二回戦」のMVは峯田氏と女の子のキャスティングに一か月以上を費やし
学生時代に銀杏のコピーバンドをやっていた湊莉玖チャンをキャスティング!!
そしてひたすらひたすらロマンティックで刹那な「べろちゅー」KISSシーンは何か?
と考えたとき僕はあのバズ・ラーマン監督による
ロミオ&ジュリエットしか思いつかなかったし
優れたロックミュージシャンはBEATLESの時代から
イコールアイドルであると想っているので
とにかく最高に刹那的で美しい、おとこのこもおんなのこも
誰もがそんなKISSをしてみたいと夢見るような
今のROCK MUSIC界における稀代のアイドル
峯田和伸をレペゼンする最高のシーンを撮りたくて
KISSシーンを撮影しました
ロミオとジャリエットを書いたシェークスピアはこうも言っています
「恋愛とは最高の悲劇と喜劇が美しく混ざり合ったものなんだ」
これもまたダイハードなファンの方々には怒られちゃうかもですが僕は、
ゴイステ→銀杏BOYZにおけるラブソングは全て、正しく美しくぶっ壊れていて汚くて残酷な「ごっこ」
可愛い女の子と美しい音楽以外の全部消えてしまえと宣言して
ボリス・ヴィアンによって書かれた「日々の泡」のように
ひとりとふたり以外のものを笑いながら泣きながら全て殺す、
そのための架空の「儀式」=ごっこのためのBGMだと思っています
ごっこの、偽物の何が悪いんだ?
最後の最後に死んでしまうならそれは笑っちゃうくらい「本当」って事だろ?
MVにRECした様々なノイジーな「ひとりぼっち」のカットは、
僕ら(&彼女たち)が真夜中から夜明けにかけて
思い浮かべるそうしたEGOTRIPな意匠
ひとりぼっちをせめてふたりぼっちにするための一瞬の儀式
これまでの銀杏BOYZの楽曲はそんな「ふたり」のイメージを
あなたにイラマチオをさせてアナタが嘔吐く時に出す
「涎」の中に幻視していました。
でもこの二回戦において立ち上がる最終的な「ふたり」のイメージは
朝焼けの光に煙る夢のような一瞬
その一瞬とはもしかしたらまだ夢の中かもしれないし
5分後に死んでしまうアナタへのレクイエムかもしれない
でも僕は(ワタシは)二回目のセックスの後に立ち現れる景色を見たいと思う
ひとりとふたりをごっこにしないために。
「ひとり」であること、そして「ふたり」であることを
2017年の銀杏BOYZとして再定義する事
それがイラマチオからメタモルフォーゼしたこの「二回戦」の楽曲の持つ意味であり
そう想ってしまったのでこーしたMVになりましたッッ!!
10月に行われる銀杏BOYZ初の武道館公園のタイトルは「日本の銀杏好きの集まり」
そこは明確にひとりとふたりから、その先へ
正に「エンジェルベイビー」な音楽を介した「集まり」への意志がある。
そして「二回戦」はエンジェルでベイビーな楽しい時間を過ごした後、夜明けまでのわずかな時間、
ベッドの中で、そして夢の中で
もしそれが可能ならば朝の光の中で
キミに出会いたい
今までの「ひとりとふたり」の在り様を更新する
銀杏BOYZによる最も新しいラブソングです
僕は大好きだった「あの娘」を摂食障害という悪魔に
殺されてしまったけれど
それでもまだくそみたいに好きだった女の子とのキスを忘れることができない。
僕にとってこの「二回戦」という楽曲が強く強く必要なように
この曲はあらゆる世界で新しい夜明けを待つ、ロックミュージックを必要とする多くの人々へと届く
スタンダードなLOVESONGになると思います。
2017年に銀杏BOYZが唄うべきそんな
エロくてエモい曲のMVを作ることができて
僕はすごくうれしいです。
P.S ラストに業務連絡!!
峯田サーーーーン!!!!!!!!
銀杏BOYZの制作マナーに合わせて初打ち合わせの4月から
今日まで「オナ禁」してがんばってきましたが、もーーーーー限界ですッッ!!
オススメのアダルトDVD&BR、10枚ぐらい貸してくださーーーーい!!
そして今日(8/1)がお誕生日の湊莉久サンにこの曲を!!
2017年8月1日火曜日
2017年7月25日火曜日
(お付き合いいただきありがとうございます!)10位から1位まで!!
10.DJ Snake Middle ft. Bipolar Sunshine
MAJOR RAZORとやったLEAN ONでダンスミュージックのタイム感と音の質感を完全にNEXT STEPへと進めてしまったDJ SNAKEだけど
そのフォーマットがこうしたエモな感情までにも「使える」事を証明したとんでもない名曲!!
9.우주소녀(WJSN)(COSMIC GIRLS) 비밀이야 (Secret)
イントロのオルゴールでもう完全にヤラれた!
かなり鳴物入りでデビューしたのにイマイチB級感があったCOSMIC GIRLSが完全に化けた一曲
E ONE先生によるスティーリーダンばりのコードとメロの絡みに何度聞いても鳥肌が・・・・
そしてやっぱアイドルにはシグニチャーになる曲が何より大事!っていうのはこの曲でのブレイクと共に
メンバーの一人ソンソ嬢が「体操少女」としても人気爆発!
こーいう「勢い」っていうか「風」って大事だなぁーー!!
8. Red Velvet 레드벨벳_7월 7일 (One Of These Nights)& 러시안 룰렛 (Russian Roulette)
なにしろ僕が「ももももしかしてKPOPってまた凄い事になってるんじゃないか??!!」と気づかせてくれたのはtweetもしましたが
あまりにも画期的なレッベルの「DUMB DUMB」だったわけで
そのほとんどNINバリの「完璧主義」的な音作り&イメージ作りのヤバさこそがRED VELVETであり
その一ミリ一フレの狂いも許さない的な危険なほどのテンションがMAXになったのがOne of these night。
だからこそ楽曲はこうした解釈も産んだし
ぶっちゃけると僕はこのテンションのままいっちゃったら結構実はフツーのおんなのこなメンバーは大丈夫なのか??とも思ってました。
そこへリリースされたのがRussian-で最初はその「ユルさ」に驚き!!特にMVはどーー見ても明らかにNGカットが使われてるのがいくつかあって
そんな事はいままでのレッベルちゃんでは考えられない!! でそう思ってるのは僕だけかと思ったらメンバーもこのインタビューで
そうしたカットが使われててビックリと言及してました。
[ENG] 160929 Red Velvet @ MV Commentary
つまりコレ、どーいう事かというと遂に制作者側が「何をやってもレッドベルベットである」と腹を括った宣言!
今までのナイーブ期からもっと攻めていくぞってこと。
今月発売になる新曲も含めて今年も楽しみーーーーッッ!
7. 여자친구(GFRIEND) 시간을 달려서(Rough)& 너 그리고 나 (NAVILLERA)
2016年というKPOPルネッサンス元年を代表するというか
「こうやってポップミュージックは生まれるんだなぁー」という事態を現在進行形で見せてしまったのがヨジャチングの奇跡!
2015年のデビュー時は所謂「清純」系ガールズグループの一つに過ぎなかった彼女達の運命を一本のファンMOVIE(직캠)が変えてしまう
この転んでも転んでも立ち上がって唄いつづける姿がバイラルとなって注目度があがったわけですが
ここで凄かったのは制作者側で。それまでのただ可愛いを売りにした路線からこのMOVIEの姿に現れているような彼女達の冒頓さと真面目さ
というおんなのこ自身のキャラクターを立たせる楽曲へ一気にシフト!!
そして生まれたのが「一体これは2016年の楽曲なのか??」と最初聴いた時に驚愕してしまったくらい
ドストレートに70年代歌謡曲な泥臭い「시간을 달려서」!
ところがところが!これがなんとあの少女時代が持っていた記録と並ぶほどの大ヒットになってしまう。
さらには시간을 달려서以上に、えーーーーい!!もう言ってしまおう!いい意味でダサい、でもGFRIENDにしか
絶対に唄えない「歌謡パンクアンセム」とでもいうべき너 그리고 나も連続大ヒットを記録して
TWICEと並ぶトップアイドルになってしまった。
この一連の流れほどファンとアイドル、そしてそれを繋ぐ楽曲の関係性を如実に表した事件はそうそうなくて
やはりアイドルにおける曲とはそのおんなのこ達のコアな部分を捉えて抽象化した表現でなければ
決してファンに届かない(=売れない)という事。
ヨジャチングのバラエティーやVLIVEを見る度に「ほんっとこの子達(いい意味で!!)あか抜けないなぁ・・・」と思うんですが
それを恐れることなく「だってこれが彼女達なんだもん」とそのまま曲にしてしまった制作側はほんとーーに凄いし
そんな自分達を臆することなくさらけ出しているヨジャチングはほんとーーに素晴らしいと!!
6 GOT7(갓세븐) “Fly”
2016年のKPOPのトラックで最も驚いた一曲!!
なななんだこのモロFUTURE BASSの上物×カラカラにかわいたリズム×シングとラップを縦横無尽に駆け抜けるメロディー×しかもサビ付!!!
これがこれがこれがKPOPのポップ編集力の神髄でなんどもいいますけどこれがちゃんと売れてるってのが
ほんとーーーーーーに凄い事だと思います
5 The Chainsmokers Closer (Lyric) ft. Halsey & Don't Let Me Down ft. Daya
以前twitterで彼等が自分たちの曲作りを一時間にもわたって解説するトラックメイクMOVIEを紹介したりもしましたけど
そんな真面目さというかROCK的な内省性が今年この二曲で大覚醒。
いままでもEDMは美メロというか泣きメロを使ってたりしたけどそれは門切型のいわば「大箱」系フェス会場を出たら忘れてしまうような
お約束要素にすぎなかった。ところがCHAINSMOKERSはそこに自らが体験した別れという
ベッドルーム的な直接性を持ちこんで(Blink182オマージュの歌詞の素晴らしさ!!)
遂にEDMをPOPミュージックの領域に放り込んで今年最大のヒット曲にしてしまった!
僕はサビの「We ain't ever getting older」のとこでいまだに泣いてしまうのです・・・・
4 TAEMIN 태민 「Press It」
ななななんていうことだ・・・このALBUM完全にJustin Bieberの「PURPOSE」と同じ地平の音を鳴らそうとしてる!!
アルバムからの1st「DRIP DROP」を聴いて僕が感動したのはその最新のポップミュージックに対する敬意と
それを目指そうとする気高い意志!KPOPって時としてALBUM単位だとアレ???っていうくらいの所謂捨て曲が入ってたりするけど
このアルバムはオープニングからラストまでまるで美しい王子が張りつめた一本のロープの上を綱渡りするかのように
一瞬の弛緩もなしに緊張感と高揚感が持続するすさまじい作品でした!!
3 JUSTIN TIMBERLAKE CAN'T STOP THE FEELING!
再びポップミュージックへと回帰した時にやったのはもう一回好きだったポップソングの構造を再点検する事でした。
そしたらこの曲ですよ!!このボーカルサウンド!!!
もちろんこの魔術のような奇跡のMIXを行ったのはもう僕にとっては神様といってもいい
Serban Ghenea
彼がこの20年間でどれだけの全米No.1のポップヒットをMIXしたかはオフィシャルサイトを見ていただきたいわけですが
このCan't stopのボーカルも僕は去年この曲300回以上聴いてますけどいまだに発見がある
っていうかこの質感を真似したいけどまったく似せる事さえできないっっ(泣)
つくづく優れたPOP MUSICには職人技というか匠の技術が惜しげもなく使われてるんだよなぁ・・・・と。
そして先生は秘密主義で上のオフィシャルサイトも去年ちゃんと完成したばかり!ていうとにかく検索しても最近のインタビューは全くでてこないし
ましてや日本の音楽誌にも多分載った事がない!!これだけのヒットソング作りの神様なのに!!
是非是非是非サンレコさんとかに特集してほしいなぁーーーーー!!
2 OH MY GIRL(오마이걸) _ WINDY DAY & LIAR LIAR
去年の7月、10代や20代の女の子達が8割でごった返す渋谷のCUT UP STUDIO、瞬殺だったおまごるチャン達の初来日イベントにて僕は号泣しながら
ステージを凝視、心の中で叫んでいました・・・・・
これだ!! これがアイドルミュージックの本当のカタチなんだ!!!
何故こんなまるでXTCみたいな変態ポップサウンドとおんなのこ達という組み合わせが究極のアイドルソングを生み出すのか?
どうして僕はあの子が好きなんだろう?という自問自答がなかなか答えに辿り着かないように
このQUESTIONの答えもLIAR LIARの歌詞に出てくる「ビンク色の海の中」に沈んだまま。
そう僕はOH MY GIRLを大大大大好きで愛しているのデッス!!
2015年に発表された1stの「CUPID」、2ndの「CLOSER」も素晴らしいけれど
明らかにストレンジポップの方向へと舵を切った2016年のこの二曲に完全にノックアウト
おんなのこがまだ着たことのないファッションにワクワクするみたいにアイドルポップスは
いつでも「新しい可愛い」を曲にしてもらいたいと思ってる僕にとっては
OH MY GIRLは最高のアイドルグループ!
それはこの二曲のMVを担当したDIGIPEDI先生も同じだったらしく
LIAR LIARはそれまでのDIGIPEDIスタイルの集大成的な傑作だし
WINDY DAYはこれまでとはまったく異なるスタイルによって2016年で僕が見たMVの中でも最高傑作のMOVIE生み出してしまった!
さらに来日イベントでもVLIVEでもわかるのは彼女達のほんとーーーーにVERYGOOD GIRL!!っぷりで
GFRIENDのとこでも力説しちゃいましたけどやっぱアイドル表現の核も「性格」なんだよッッ!!っと
P.S ジニ様へ。カラダとココロを休めてリラックスして自分を楽しんでください
1 TWICE(트와이스) "OOH-AHH하게" "CHEER UP" "TT(티티)"
冒頭で申し上げておきます!!僕はTWICEを僕等の時代の、今の、この「ストリーミングPOP」時代の
THE BEATLESだと確信しています。
それはつまり有名な"あの"フレーズを使うならば
「私はポップミュージックの未来を見た。そのアイドルの名はTWICE」
という事であり、
現在地球上で最も優れたPOP MUSICを鳴らしているのがTWICEだという事です。
とにかく僕はTWICEを聴いているとひたすら興奮し幸福でさらには凶暴になってしまいまっす
それは絶対に1960年代にTHE BEATLESを聴いて絶叫して失神したおんなのこ達と同じ
「ここに絶対に私達(僕達)を自由にしてくれる音が鳴っている!!」
その時代性を最も反映したポップミュージックだけが持てる新しいメッセージに興奮してるからだと思います
ではTWICEはポップミュージックにおける何を更新したのか??
もっちろんそれは「編集力」!!
冒頭にあげたポップミュージックにおける編集力というとJPOPにおいてはそうした捉え方が
先鋭化したのはあの有名な「渋谷系」ムーブメントなので
編集力=好きなものをセレクトショップのように"神経質"に並べる事
というイメージが強いかもだしめちゃくちゃ極論すれば
これまでの編集力、EDITするという行為の意味はそうだったかもしれません。
でも!!もうそーーじゃないんだなぁーーー
僕は最初「OOH-AHH하게」を聴いて&MVを見て大笑いしてしまった
どはーーーーーななななななんて雑多ななんでもありな表現なんだ!!!
そこに鳴っている音はHIPHOPからチップチューンからR&Bからマジ-ビートからSPICE GIRLSのWANNA BEまでぶっこんだごった煮サウンド
そしてMVはその音を聴いたゾンビ達があまりの楽しさに踊りだす・・・・という一歩間違えればトンデモ系なコミカルMV
一聴&一見すればまるでおもちゃ箱をひっくりかえしたようなメチャクチャっぷり
好きなものだけを大切に大切に並べるようなナイーブさから生まれる神経質な「編集力」とは真逆のそのカオスっぷり・・・・
でも僕はMVの中で蘇るゾンビ達のようにハタ!!と生まれ変わったような衝撃が!!
あーーーーーーあーーーーーーあーーーーーーーそうじゃん!!
そもそも一見異質なものの中から真に共有出来うるものを選びとるのが「編集」じゃん!
こっからここまでですよって最初っからセーフティーネットを張っといてその中でお上品にお気に入りを並べてみましたなんて
今や編集力でもなんでもないじゃん
音楽はもうストリーム化していて僕等はその「流れ」の中を泳いでいく
そんな新しいストリーム上で最も有効な「編集力」、それは今まで有効だった方法とは異なるはず。
そそそそそそそそそそーーーだ!「女生徒」だ!!!!
太宰治「女生徒」
この「STREAM OF CONSCIOUSNESS」な、「おんなのこ」なカオスっぷり。
セカンドの「CHEER UP」では更にFUTURE BASSやギミックサウンドまで加わり(大瀧詠一先生なら絶対にこの2016年版クレイジーキャッツのような
異形のアンセムをGO GO NIAGARAでかけてくれたハズ!!)、MVも映画のパスティーシュ
そしてサードの「TT」では遂にメロディーは80年代のニューロマ系、MVは突っ込みどころ満載なコスプレ大会に・・・・と
ますます雑多にストリーム化していくTWICEを見て・聴いて、彼女達の編集力とは「女生徒」における少女が
意識の流れとして世界を切り取っていく(=編集していく)やり方にそっくりだとわかったのだ!!
僕の妄想??いーーや違いまっす!
例えばボーカル!
TWICEの独特のサウンドを特徴づけているのはトラックだけじゃない。
通常プロデューサーの厳格な指導の下、ともするとその楽曲の世界観を壊さないように
一人一人のボーカルの個性のダイナミズムが抑制される傾向にあるKPOPにおいて
TWICEのボーカルプロダクションは明確に各メンバーのボーカルが雑多な響きのまま鳴るように
わざと生々しいままRECされているのも一つ。
そして言うまでもなくそのメンバー構成
韓国人メンバーと日本人メンバーと中国人メンバーが雑多に共存する環境は正にTWICEという編集力の象徴で
最後のとどめでグループ名!!
「一粒で二度おいしい」= TWICE
だなんて多なるものの象徴じゃないかッッッ!!
僕が音楽に求める最たるもの、それはPOPである事
いつも新しい「編集力」のあり方を手に入れたい!
オルタナティブ系やJPOPにそうしたPOPNESSを発見できなくなって
んにゃろーーーーーー!!と思ってた時
正にメインストリームのポップミュージックがそしてKPOPが
僕が音楽に(もっと広げれば表現全般に)求めていたいたはずなのに
忘れていたものを思い出させてくれたのが2016年で
そんな新しいポップの方向性を見事に華麗に
"OOH-AHH하게"(優雅に)体現しているのがTWICEなのだと思います。
映画「DREAM MACHINE」のラストシーンは真実でした。
DREAMBABYDREAM
僕はあそこで一度死にました。
でも僕は新しく生きる意味をまた音楽から、ポップミュージックから手に入れました。
夢の中じゃなくてもまた会える
音楽の中で、新しい音楽が鳴る新しい世界で。
僕は新しいその場所を音楽と共に作る事に決めました。
MAJOR RAZORとやったLEAN ONでダンスミュージックのタイム感と音の質感を完全にNEXT STEPへと進めてしまったDJ SNAKEだけど
そのフォーマットがこうしたエモな感情までにも「使える」事を証明したとんでもない名曲!!
9.우주소녀(WJSN)(COSMIC GIRLS) 비밀이야 (Secret)
イントロのオルゴールでもう完全にヤラれた!
かなり鳴物入りでデビューしたのにイマイチB級感があったCOSMIC GIRLSが完全に化けた一曲
E ONE先生によるスティーリーダンばりのコードとメロの絡みに何度聞いても鳥肌が・・・・
そしてやっぱアイドルにはシグニチャーになる曲が何より大事!っていうのはこの曲でのブレイクと共に
メンバーの一人ソンソ嬢が「体操少女」としても人気爆発!
こーいう「勢い」っていうか「風」って大事だなぁーー!!
8. Red Velvet 레드벨벳_7월 7일 (One Of These Nights)& 러시안 룰렛 (Russian Roulette)
なにしろ僕が「ももももしかしてKPOPってまた凄い事になってるんじゃないか??!!」と気づかせてくれたのはtweetもしましたが
あまりにも画期的なレッベルの「DUMB DUMB」だったわけで
そのほとんどNINバリの「完璧主義」的な音作り&イメージ作りのヤバさこそがRED VELVETであり
その一ミリ一フレの狂いも許さない的な危険なほどのテンションがMAXになったのがOne of these night。
だからこそ楽曲はこうした解釈も産んだし
ぶっちゃけると僕はこのテンションのままいっちゃったら結構実はフツーのおんなのこなメンバーは大丈夫なのか??とも思ってました。
そこへリリースされたのがRussian-で最初はその「ユルさ」に驚き!!特にMVはどーー見ても明らかにNGカットが使われてるのがいくつかあって
そんな事はいままでのレッベルちゃんでは考えられない!! でそう思ってるのは僕だけかと思ったらメンバーもこのインタビューで
そうしたカットが使われててビックリと言及してました。
[ENG] 160929 Red Velvet @ MV Commentary
つまりコレ、どーいう事かというと遂に制作者側が「何をやってもレッドベルベットである」と腹を括った宣言!
今までのナイーブ期からもっと攻めていくぞってこと。
今月発売になる新曲も含めて今年も楽しみーーーーッッ!
7. 여자친구(GFRIEND) 시간을 달려서(Rough)& 너 그리고 나 (NAVILLERA)
2016年というKPOPルネッサンス元年を代表するというか
「こうやってポップミュージックは生まれるんだなぁー」という事態を現在進行形で見せてしまったのがヨジャチングの奇跡!
2015年のデビュー時は所謂「清純」系ガールズグループの一つに過ぎなかった彼女達の運命を一本のファンMOVIE(직캠)が変えてしまう
この転んでも転んでも立ち上がって唄いつづける姿がバイラルとなって注目度があがったわけですが
ここで凄かったのは制作者側で。それまでのただ可愛いを売りにした路線からこのMOVIEの姿に現れているような彼女達の冒頓さと真面目さ
というおんなのこ自身のキャラクターを立たせる楽曲へ一気にシフト!!
そして生まれたのが「一体これは2016年の楽曲なのか??」と最初聴いた時に驚愕してしまったくらい
ドストレートに70年代歌謡曲な泥臭い「시간을 달려서」!
ところがところが!これがなんとあの少女時代が持っていた記録と並ぶほどの大ヒットになってしまう。
さらには시간을 달려서以上に、えーーーーい!!もう言ってしまおう!いい意味でダサい、でもGFRIENDにしか
絶対に唄えない「歌謡パンクアンセム」とでもいうべき너 그리고 나も連続大ヒットを記録して
TWICEと並ぶトップアイドルになってしまった。
この一連の流れほどファンとアイドル、そしてそれを繋ぐ楽曲の関係性を如実に表した事件はそうそうなくて
やはりアイドルにおける曲とはそのおんなのこ達のコアな部分を捉えて抽象化した表現でなければ
決してファンに届かない(=売れない)という事。
ヨジャチングのバラエティーやVLIVEを見る度に「ほんっとこの子達(いい意味で!!)あか抜けないなぁ・・・」と思うんですが
それを恐れることなく「だってこれが彼女達なんだもん」とそのまま曲にしてしまった制作側はほんとーーに凄いし
そんな自分達を臆することなくさらけ出しているヨジャチングはほんとーーに素晴らしいと!!
6 GOT7(갓세븐) “Fly”
2016年のKPOPのトラックで最も驚いた一曲!!
なななんだこのモロFUTURE BASSの上物×カラカラにかわいたリズム×シングとラップを縦横無尽に駆け抜けるメロディー×しかもサビ付!!!
これがこれがこれがKPOPのポップ編集力の神髄でなんどもいいますけどこれがちゃんと売れてるってのが
ほんとーーーーーーに凄い事だと思います
5 The Chainsmokers Closer (Lyric) ft. Halsey & Don't Let Me Down ft. Daya
以前twitterで彼等が自分たちの曲作りを一時間にもわたって解説するトラックメイクMOVIEを紹介したりもしましたけど
そんな真面目さというかROCK的な内省性が今年この二曲で大覚醒。
いままでもEDMは美メロというか泣きメロを使ってたりしたけどそれは門切型のいわば「大箱」系フェス会場を出たら忘れてしまうような
お約束要素にすぎなかった。ところがCHAINSMOKERSはそこに自らが体験した別れという
ベッドルーム的な直接性を持ちこんで(Blink182オマージュの歌詞の素晴らしさ!!)
遂にEDMをPOPミュージックの領域に放り込んで今年最大のヒット曲にしてしまった!
僕はサビの「We ain't ever getting older」のとこでいまだに泣いてしまうのです・・・・
4 TAEMIN 태민 「Press It」
ななななんていうことだ・・・このALBUM完全にJustin Bieberの「PURPOSE」と同じ地平の音を鳴らそうとしてる!!
アルバムからの1st「DRIP DROP」を聴いて僕が感動したのはその最新のポップミュージックに対する敬意と
それを目指そうとする気高い意志!KPOPって時としてALBUM単位だとアレ???っていうくらいの所謂捨て曲が入ってたりするけど
このアルバムはオープニングからラストまでまるで美しい王子が張りつめた一本のロープの上を綱渡りするかのように
一瞬の弛緩もなしに緊張感と高揚感が持続するすさまじい作品でした!!
3 JUSTIN TIMBERLAKE CAN'T STOP THE FEELING!
再びポップミュージックへと回帰した時にやったのはもう一回好きだったポップソングの構造を再点検する事でした。
そしたらこの曲ですよ!!このボーカルサウンド!!!
もちろんこの魔術のような奇跡のMIXを行ったのはもう僕にとっては神様といってもいい
Serban Ghenea
彼がこの20年間でどれだけの全米No.1のポップヒットをMIXしたかはオフィシャルサイトを見ていただきたいわけですが
このCan't stopのボーカルも僕は去年この曲300回以上聴いてますけどいまだに発見がある
っていうかこの質感を真似したいけどまったく似せる事さえできないっっ(泣)
つくづく優れたPOP MUSICには職人技というか匠の技術が惜しげもなく使われてるんだよなぁ・・・・と。
そして先生は秘密主義で上のオフィシャルサイトも去年ちゃんと完成したばかり!ていうとにかく検索しても最近のインタビューは全くでてこないし
ましてや日本の音楽誌にも多分載った事がない!!これだけのヒットソング作りの神様なのに!!
是非是非是非サンレコさんとかに特集してほしいなぁーーーーー!!
2 OH MY GIRL(오마이걸) _ WINDY DAY & LIAR LIAR
去年の7月、10代や20代の女の子達が8割でごった返す渋谷のCUT UP STUDIO、瞬殺だったおまごるチャン達の初来日イベントにて僕は号泣しながら
ステージを凝視、心の中で叫んでいました・・・・・
これだ!! これがアイドルミュージックの本当のカタチなんだ!!!
何故こんなまるでXTCみたいな変態ポップサウンドとおんなのこ達という組み合わせが究極のアイドルソングを生み出すのか?
どうして僕はあの子が好きなんだろう?という自問自答がなかなか答えに辿り着かないように
このQUESTIONの答えもLIAR LIARの歌詞に出てくる「ビンク色の海の中」に沈んだまま。
そう僕はOH MY GIRLを大大大大好きで愛しているのデッス!!
2015年に発表された1stの「CUPID」、2ndの「CLOSER」も素晴らしいけれど
明らかにストレンジポップの方向へと舵を切った2016年のこの二曲に完全にノックアウト
おんなのこがまだ着たことのないファッションにワクワクするみたいにアイドルポップスは
いつでも「新しい可愛い」を曲にしてもらいたいと思ってる僕にとっては
OH MY GIRLは最高のアイドルグループ!
それはこの二曲のMVを担当したDIGIPEDI先生も同じだったらしく
LIAR LIARはそれまでのDIGIPEDIスタイルの集大成的な傑作だし
WINDY DAYはこれまでとはまったく異なるスタイルによって2016年で僕が見たMVの中でも最高傑作のMOVIE生み出してしまった!
さらに来日イベントでもVLIVEでもわかるのは彼女達のほんとーーーーにVERYGOOD GIRL!!っぷりで
GFRIENDのとこでも力説しちゃいましたけどやっぱアイドル表現の核も「性格」なんだよッッ!!っと
P.S ジニ様へ。カラダとココロを休めてリラックスして自分を楽しんでください
1 TWICE(트와이스) "OOH-AHH하게" "CHEER UP" "TT(티티)"
冒頭で申し上げておきます!!僕はTWICEを僕等の時代の、今の、この「ストリーミングPOP」時代の
THE BEATLESだと確信しています。
それはつまり有名な"あの"フレーズを使うならば
「私はポップミュージックの未来を見た。そのアイドルの名はTWICE」
という事であり、
現在地球上で最も優れたPOP MUSICを鳴らしているのがTWICEだという事です。
とにかく僕はTWICEを聴いているとひたすら興奮し幸福でさらには凶暴になってしまいまっす
それは絶対に1960年代にTHE BEATLESを聴いて絶叫して失神したおんなのこ達と同じ
「ここに絶対に私達(僕達)を自由にしてくれる音が鳴っている!!」
その時代性を最も反映したポップミュージックだけが持てる新しいメッセージに興奮してるからだと思います
ではTWICEはポップミュージックにおける何を更新したのか??
もっちろんそれは「編集力」!!
冒頭にあげたポップミュージックにおける編集力というとJPOPにおいてはそうした捉え方が
先鋭化したのはあの有名な「渋谷系」ムーブメントなので
編集力=好きなものをセレクトショップのように"神経質"に並べる事
というイメージが強いかもだしめちゃくちゃ極論すれば
これまでの編集力、EDITするという行為の意味はそうだったかもしれません。
でも!!もうそーーじゃないんだなぁーーー
僕は最初「OOH-AHH하게」を聴いて&MVを見て大笑いしてしまった
どはーーーーーななななななんて雑多ななんでもありな表現なんだ!!!
そこに鳴っている音はHIPHOPからチップチューンからR&Bからマジ-ビートからSPICE GIRLSのWANNA BEまでぶっこんだごった煮サウンド
そしてMVはその音を聴いたゾンビ達があまりの楽しさに踊りだす・・・・という一歩間違えればトンデモ系なコミカルMV
一聴&一見すればまるでおもちゃ箱をひっくりかえしたようなメチャクチャっぷり
好きなものだけを大切に大切に並べるようなナイーブさから生まれる神経質な「編集力」とは真逆のそのカオスっぷり・・・・
でも僕はMVの中で蘇るゾンビ達のようにハタ!!と生まれ変わったような衝撃が!!
あーーーーーーあーーーーーーあーーーーーーーそうじゃん!!
そもそも一見異質なものの中から真に共有出来うるものを選びとるのが「編集」じゃん!
こっからここまでですよって最初っからセーフティーネットを張っといてその中でお上品にお気に入りを並べてみましたなんて
今や編集力でもなんでもないじゃん
音楽はもうストリーム化していて僕等はその「流れ」の中を泳いでいく
そんな新しいストリーム上で最も有効な「編集力」、それは今まで有効だった方法とは異なるはず。
そそそそそそそそそそーーーだ!「女生徒」だ!!!!
太宰治「女生徒」
この「STREAM OF CONSCIOUSNESS」な、「おんなのこ」なカオスっぷり。
セカンドの「CHEER UP」では更にFUTURE BASSやギミックサウンドまで加わり(大瀧詠一先生なら絶対にこの2016年版クレイジーキャッツのような
異形のアンセムをGO GO NIAGARAでかけてくれたハズ!!)、MVも映画のパスティーシュ
そしてサードの「TT」では遂にメロディーは80年代のニューロマ系、MVは突っ込みどころ満載なコスプレ大会に・・・・と
ますます雑多にストリーム化していくTWICEを見て・聴いて、彼女達の編集力とは「女生徒」における少女が
意識の流れとして世界を切り取っていく(=編集していく)やり方にそっくりだとわかったのだ!!
僕の妄想??いーーや違いまっす!
例えばボーカル!
TWICEの独特のサウンドを特徴づけているのはトラックだけじゃない。
通常プロデューサーの厳格な指導の下、ともするとその楽曲の世界観を壊さないように
一人一人のボーカルの個性のダイナミズムが抑制される傾向にあるKPOPにおいて
TWICEのボーカルプロダクションは明確に各メンバーのボーカルが雑多な響きのまま鳴るように
わざと生々しいままRECされているのも一つ。
そして言うまでもなくそのメンバー構成
韓国人メンバーと日本人メンバーと中国人メンバーが雑多に共存する環境は正にTWICEという編集力の象徴で
最後のとどめでグループ名!!
「一粒で二度おいしい」= TWICE
だなんて多なるものの象徴じゃないかッッッ!!
僕が音楽に求める最たるもの、それはPOPである事
いつも新しい「編集力」のあり方を手に入れたい!
オルタナティブ系やJPOPにそうしたPOPNESSを発見できなくなって
んにゃろーーーーーー!!と思ってた時
正にメインストリームのポップミュージックがそしてKPOPが
僕が音楽に(もっと広げれば表現全般に)求めていたいたはずなのに
忘れていたものを思い出させてくれたのが2016年で
そんな新しいポップの方向性を見事に華麗に
"OOH-AHH하게"(優雅に)体現しているのがTWICEなのだと思います。
映画「DREAM MACHINE」のラストシーンは真実でした。
DREAMBABYDREAM
僕はあそこで一度死にました。
でも僕は新しく生きる意味をまた音楽から、ポップミュージックから手に入れました。
夢の中じゃなくてもまた会える
音楽の中で、新しい音楽が鳴る新しい世界で。
僕は新しいその場所を音楽と共に作る事に決めました。
(まだまだ続きます!!)23位から11位まで
23.Travis Scott Birds In The Trap Sing McKnight
お休み前のトランキライザー音楽として最高のNIGHT MUSIC!!ほんとーーによく出来たLOVE&SEX SONGアルバム
22.Paradis - Recto Verso
夏頃メチャクチャ聴いてました。今10ccがエレクトロポップをやったらこんな感じかも?!?!
21.Troye Sivan - YOUTH
もうとにかくこのMVとコンボで正に2016年僕等のためのアンセム!!
20. EXO_Monster
僕は今普段使いのバックパックはEXO仕様!!なんですが、それはもちろんあのKPOPボーイズグループ史上に残る傑作
彼等の「LOVE ME RIGHT」に敬意を払うためで!!
今作もトラップを完全に消化したパーフェクトなEXO MUSIC!!
19.DIA 다이아 - 미스터포터 (Mr.Potter)
D.I.Aもこの曲まではイマイチ焦点が定まらない清純コンセプトをやってたのにいきなりKPOP王道マナーである
ダンスミュージックの編集力勝負のポップソングで大覚醒!!!
ショーケースでやってくれたBANDバージョンも楽しいのでっす!!
18.Rihanna ANTI
このTAESER MOVIEでこうなるとは思っていたけど
ここまでゴシックとHIPHOPをSEXで結びつけたALBUMはHIPHOP史はもちろんROCKにおいても存在しない。
でもそれをポップミュージックとしてアリにしてしまうのはRihanna自身がそうした死とセックスが隣り合わせになった世界に"生きている"からだ。
そのリアルが世界に対してANTI FLAGを掲げる彼女のメッセージを世界中の人々に届かせているのだ
17.BTS방탄소년단 'Save ME'&피 땀 눈물 (Blood Sweat & Tears)’
2015年のLEAN ON以降のグルーブ感、あのBPMでアイドルポップスをやるのは結構危険で(だからJPOPではないわけですが)
でもいち早くそこへ果敢に食らいついていったのはBTSだった。しかも本家以上の美メロをのせてそれをアジアの美少年達が唄い踊る
そりゃ海外での人気が爆発するのも当然で。このTEASER MOVIE群もよかったなぁーー
16. BLACKPINK - '휘파람'(WHISTLE)
GDRAGONやBIGBANGの一連のMVを撮ってるSeo Hyun Seung監督のMVがとてつもなく素晴らしいのは言うまでもないんですが
こーーーのこの挑戦的なトラックをデビュー曲に持ってくる勇気!!
15.NCT U_일곱 번째 감각 (The 7th Sense)、 NCT 127_소방차 (Fire Truck)&Switch (Feat. SR15B)、NCT DREAM_Chewing Gum
最初は「ん・・・・??」EXILEみたいなもん??と思ったんですが次々に発表される曲を聴いてやっぱJPOPボーイズグループとKPOPボーイズグループ
を隔てる深くて広いもはや絶対に埋める事ができない「ダンスミュージックに対する真摯なアティチュード」の違いに驚愕・・・・
やっぱSMエンタは凄いわぁ・・・・・
14.SEVENTEEN(세븐틴) - 만세(MANSAE)&VERY NICE(아주 NICE)
MANSAEは2015年じゃん!!ですが、もーーーとにかく僕はこの曲とMVが大好きでMVは1stカットからラストまで
ボーイズグループのMVとしては最も優れた一本だと思っています。
これまたDIGIPEDIセンセイの아주-の方もナイスですねーーー!!!
13. I.O.I(아이오아이) _ Dream Girls(드림걸스)& Very Very Very(너무너무너무)
なにしろ「IDEAL OF IDOL」がグループ名で結成までを見せていくTVのリアリティー番組が爆発的な視聴率!
IOIが今年のガールズグループ世代交代を促したのは間違いないんですが
そーいうドメジャーグループであってもKPOPにおけるポップミュージックの基礎である
「最新のダンスミュージックをどう解釈(=編集)して取り込むか?」をやっている。
(JYPモチゴリ社長によるVERY-なんて基本ひたすらLOOPのフックSONGという力技!)
ここがJPOPとKPOPの最大の違いで僕はそこへ果敢にチャレンジし続けるKPOPが素晴らしいと思う。
さらにはやっぱり各事務所のエース級が参加しただけあって画に映った時の「華」のある感がハンパなくて
きっぱり期間限定で先月解散したのは清いけどまだやって欲しかったぁーーーー!!
12.MØ - Final Song
この人の「声」も2016年のポップミュージックを体現する声でした。
っていうかさこーいう曲をなーんで日本のアイドルやらないんだろう!っていうかやるべきなのにぃーー!!
11.JUSTIN BIEBER 「PURPOSE」
J.ビーバーの鳴らしている音こそが現在の最新型BLUESであるっていうのは昔からずーーっと言ってきましたが
2015年末に発売になったこのアルバム、僕にとっては2016年最も聴いた洋楽アルバムでした。
ロック・ポップス史に残る大傑作だと思います
そーーして怒涛の10位から一位はコチラ!!!!
お休み前のトランキライザー音楽として最高のNIGHT MUSIC!!ほんとーーによく出来たLOVE&SEX SONGアルバム
22.Paradis - Recto Verso
夏頃メチャクチャ聴いてました。今10ccがエレクトロポップをやったらこんな感じかも?!?!
21.Troye Sivan - YOUTH
もうとにかくこのMVとコンボで正に2016年僕等のためのアンセム!!
20. EXO_Monster
僕は今普段使いのバックパックはEXO仕様!!なんですが、それはもちろんあのKPOPボーイズグループ史上に残る傑作
彼等の「LOVE ME RIGHT」に敬意を払うためで!!
今作もトラップを完全に消化したパーフェクトなEXO MUSIC!!
19.DIA 다이아 - 미스터포터 (Mr.Potter)
D.I.Aもこの曲まではイマイチ焦点が定まらない清純コンセプトをやってたのにいきなりKPOP王道マナーである
ダンスミュージックの編集力勝負のポップソングで大覚醒!!!
ショーケースでやってくれたBANDバージョンも楽しいのでっす!!
18.Rihanna ANTI
このTAESER MOVIEでこうなるとは思っていたけど
ここまでゴシックとHIPHOPをSEXで結びつけたALBUMはHIPHOP史はもちろんROCKにおいても存在しない。
でもそれをポップミュージックとしてアリにしてしまうのはRihanna自身がそうした死とセックスが隣り合わせになった世界に"生きている"からだ。
そのリアルが世界に対してANTI FLAGを掲げる彼女のメッセージを世界中の人々に届かせているのだ
17.BTS방탄소년단 'Save ME'&피 땀 눈물 (Blood Sweat & Tears)’
2015年のLEAN ON以降のグルーブ感、あのBPMでアイドルポップスをやるのは結構危険で(だからJPOPではないわけですが)
でもいち早くそこへ果敢に食らいついていったのはBTSだった。しかも本家以上の美メロをのせてそれをアジアの美少年達が唄い踊る
そりゃ海外での人気が爆発するのも当然で。このTEASER MOVIE群もよかったなぁーー
16. BLACKPINK - '휘파람'(WHISTLE)
GDRAGONやBIGBANGの一連のMVを撮ってるSeo Hyun Seung監督のMVがとてつもなく素晴らしいのは言うまでもないんですが
こーーーのこの挑戦的なトラックをデビュー曲に持ってくる勇気!!
15.NCT U_일곱 번째 감각 (The 7th Sense)、 NCT 127_소방차 (Fire Truck)&Switch (Feat. SR15B)、NCT DREAM_Chewing Gum
最初は「ん・・・・??」EXILEみたいなもん??と思ったんですが次々に発表される曲を聴いてやっぱJPOPボーイズグループとKPOPボーイズグループ
を隔てる深くて広いもはや絶対に埋める事ができない「ダンスミュージックに対する真摯なアティチュード」の違いに驚愕・・・・
やっぱSMエンタは凄いわぁ・・・・・
14.SEVENTEEN(세븐틴) - 만세(MANSAE)&VERY NICE(아주 NICE)
MANSAEは2015年じゃん!!ですが、もーーーとにかく僕はこの曲とMVが大好きでMVは1stカットからラストまで
ボーイズグループのMVとしては最も優れた一本だと思っています。
これまたDIGIPEDIセンセイの아주-の方もナイスですねーーー!!!
13. I.O.I(아이오아이) _ Dream Girls(드림걸스)& Very Very Very(너무너무너무)
なにしろ「IDEAL OF IDOL」がグループ名で結成までを見せていくTVのリアリティー番組が爆発的な視聴率!
IOIが今年のガールズグループ世代交代を促したのは間違いないんですが
そーいうドメジャーグループであってもKPOPにおけるポップミュージックの基礎である
「最新のダンスミュージックをどう解釈(=編集)して取り込むか?」をやっている。
(JYPモチゴリ社長によるVERY-なんて基本ひたすらLOOPのフックSONGという力技!)
ここがJPOPとKPOPの最大の違いで僕はそこへ果敢にチャレンジし続けるKPOPが素晴らしいと思う。
さらにはやっぱり各事務所のエース級が参加しただけあって画に映った時の「華」のある感がハンパなくて
きっぱり期間限定で先月解散したのは清いけどまだやって欲しかったぁーーーー!!
12.MØ - Final Song
この人の「声」も2016年のポップミュージックを体現する声でした。
っていうかさこーいう曲をなーんで日本のアイドルやらないんだろう!っていうかやるべきなのにぃーー!!
11.JUSTIN BIEBER 「PURPOSE」
J.ビーバーの鳴らしている音こそが現在の最新型BLUESであるっていうのは昔からずーーっと言ってきましたが
2015年末に発売になったこのアルバム、僕にとっては2016年最も聴いた洋楽アルバムでした。
ロック・ポップス史に残る大傑作だと思います
そーーして怒涛の10位から一位はコチラ!!!!
(まだ続きマス)34位から24位まで!
34.PLEDIS Girlz(플레디스 걸즈) _ WE
遂にPristin (프리스틴)として今年2017年デビューが決まった彼女達の素晴らしい「ファンソング」
後でこれもまた触れるんですけどこのボーカルのMIXの完璧さ! これがこの曲をセンチメンタルなだけじゃない
アンセムとして機能させるポップミュージックとしての強さの元になってるんですよねー
33.Jess Glynne - Ain't Got Far To Go
くぅーーー完璧&号泣のゴスペルPOPド名曲誕生ーーーーーー!!
32.러블리즈(Lovelyz) "Destiny (나의 지구)"
とにかくアイドルソングとしてパーフェクトすぎて僕トラックをDAWで完コピしちゃった「Candy Jelly Love」の
LOVELYZの最新曲!これまた彼女達のMVを全て手掛けてるDIGIPEDIチームの凄すぎるMVと70年代歌謡曲メロディーが異次元でMIXTUREしててくぅーー最高!
31.페이 "괜찮아 괜찮아 Fantasy"
古内東子様とか一十三十一様的大人のお姉様AORの2016年版としてすっばらしい一曲でしたッッ!!
30.Zara Larsson - Ain't My Fault
この人も2016年の「VOICE」!! 地鳴りがするほどのBASS HEAVYなトラックに絡むハスキーボイス最高でっす!
29.APRIL(에이프릴) _ Tinker Bell(팅커벨)
エッ?!普通におしゃれエロでしょ??っていう程度のROTTAのスチールまでが
つっこまれるほどロリ表現には厳しい韓国(でもお得意の超ミニスカ系衣装はエロのゾーンとしては完全にLOなんだけどなぁーー?)
なのにデビューシングル「DREAM CANDY」の本気ロリータソングっぷりにはメチャクチャ驚きつつ
(ちなみにコレもDIRECTORはDIGIPEDI先生)
でもそのDREAM POPな曲が素晴らしくて聴いてたAPRILの最新曲
しかしこの4thシングルを最後にある種それまでのAPRILのイメージを体現していたヒョンジュ嬢が脱退してしまった・・・・
VLIVEやリアリティー番組を見るとやっぱAPRILのメンバーはこれらの曲の世界観ほどには幼くなくて
みんなそこそこ大人なのでそこに歪な所謂「疑似ロリ」感が出てしまってたのがホントLO道は難しいッス!!
28.Ravi(라비) DamnRa (feat. SAM&SP3CK)
あの傑作GOTHPOP「VOODOO DOLL」を産んだVIXX、Raviのソロ曲!グライムとブロステをMIXしたようなトラックもかっこいいけど
やっぱり不穏でゴシックなこのMVは傑作!
27.Annabel Jones - IOU
唄い出しから完全に大人のエロSONGなんですがこの主人公のこんがらがりっぷりは愛の渇きの女主人公の様!
26.Hey Violet - Guys My Age
この曲の前までは普通のオルタナポップBANDって感じだったのにいいいいきなりぶっといBASSがブリブリ鳴りまくる
凄いガーリーエレクトロアンセムを発表!!今年注目してマッス!!
25.스텔라(Stellar) - 찔려(Sting)
この曲はtwitterでも絶賛しちゃいましたけどDIGIPEDIチームのMVと合わせてこれでStellarのスタイルが決まった!!っていうくらいの傑作だったのに
何故か次の曲では全然違う路線へ(泣)。お願いーーーこの路線で押してくだされーー!!
24.Ariana Grande Into You
アルバムの方は後半のDIVA感が強すぎかなぁだったけどこの曲は正にGOOSEBUMPS!!
聴くたびにアドレナリンが出まくるこれぞセクシャルPOPYOUTHSONG!!!
23位から11位まではコチラ!!
(続きデス)45位から35位まで!!
45.LABOUM(라붐) _ Shooting Love(푱푱)
LABOUMってずっと所謂「清純系」コンセプトをやってたんですがこの曲で
正に僕が考えるKPOPの「編集力」を生かしたポップミュージックへ大化け!!!
このトラップトラックの使い方!!
不思議だよなぁスタダ系JPOPアイドルとか聴いてる人達は絶対この曲だって聞いてなきゃならないはずなんですけどね
ほんとうにおんなのこポップスが好きならね
44.DΞΔN x Ta-ku - Bonnie & Clyde (Remix Visual) ft. Lilymaymac
Ty Dolla $ign - Zaddy
今年のおんなのこMV傑作二発ッッ!!
41.MC GREE (MC그리) _ Dangerous(이불 밖은 위험해)
今更僕が言うまでもない事ですがKPOPのポップミュージックの強度はほぼニアイコールでMVのビジュアルにも直結してるわけで
これも天才DIGIPEDIチームの傑作!!
42. will i am Boys & Girls ft. Pia Mia
実はチャートポップスをDIGしていてPia Mia様の素晴らしさに気づいて彼女流れで聴いたら傑作で驚き!!
すぐさまそのあたりを突っ込んで2016年のPOPをちゃんと鳴らしたWill I AM兄貴は流石だーーと!
41.인피니트(INFINITE) "태풍 (The Eye)"
凄い凄すぎる・・・・このトラックの「過剰性」!! 僕がこの演劇的とでもいうべき異常で歪なトラックと泣きメロの組み合わせ
の傑作を聴いて思い浮かべたのはもちろん過剰ポップス界の闇の帝王、「夜のワグナー」と異名をとった藤本卓也御大!!
これがチャートの一位になるんだもんなぁ!!
40.Tove Lo - Cool Girl (Part of Fairy Dust)
その年のポップサウンドを体現するような「声」って毎年あるんですがTove Lo様も完璧に2016年の声だったなぁー!!
39.PARRI$ - NASTY
あの!! Justin Bieberの SorryのMVの振付師でもありKPOP関連の振付も多数こなす彼女自身の凄まじく「肉体的な」ダンスMVの大傑作!!
38.Grace vonderwall
このまとめ動画の中で審査員が断言してるけど
ここれは確かに「次のテイラースウィフトは君だ!!」だし「君の存在こそが奇跡で、君こそが未来のポップミュージックなんだ!!」と
僕も思います。今年彼女がどういう展開するのか楽しみすぎるーーー
37.Dalshabet(달샤벳) _ FRI. SAT. SUN(금토일)
うぉーーーー!!サビのコード進行!ここここれはあの大名曲「Hill Street Bluesのテーマ」じゃないっすか!!
それをこれまたトラップトラックにつっこむという大技炸裂!! これがKPOPの醍醐味だなぁーと
36.Melanie Martinez「Cry Baby」
twitterとかでは彼女のMV何度か紹介してましたがアルバムは迂闊にもスルーしてしまってて大反省・・・・・・
完璧な世界観で統一されたガーリー系コンセプトアルバムの大傑作!!!
35.Selena Gomez - Hands To Myself
この曲を含むアルバム「REVIVAL」もポップス史に残る傑作だと思うけど中でもやっぱりこの曲は凄い・・・
34位から24位はコチラ!!
LABOUMってずっと所謂「清純系」コンセプトをやってたんですがこの曲で
正に僕が考えるKPOPの「編集力」を生かしたポップミュージックへ大化け!!!
このトラップトラックの使い方!!
不思議だよなぁスタダ系JPOPアイドルとか聴いてる人達は絶対この曲だって聞いてなきゃならないはずなんですけどね
ほんとうにおんなのこポップスが好きならね
44.DΞΔN x Ta-ku - Bonnie & Clyde (Remix Visual) ft. Lilymaymac
Ty Dolla $ign - Zaddy
今年のおんなのこMV傑作二発ッッ!!
41.MC GREE (MC그리) _ Dangerous(이불 밖은 위험해)
今更僕が言うまでもない事ですがKPOPのポップミュージックの強度はほぼニアイコールでMVのビジュアルにも直結してるわけで
これも天才DIGIPEDIチームの傑作!!
42. will i am Boys & Girls ft. Pia Mia
実はチャートポップスをDIGしていてPia Mia様の素晴らしさに気づいて彼女流れで聴いたら傑作で驚き!!
すぐさまそのあたりを突っ込んで2016年のPOPをちゃんと鳴らしたWill I AM兄貴は流石だーーと!
41.인피니트(INFINITE) "태풍 (The Eye)"
凄い凄すぎる・・・・このトラックの「過剰性」!! 僕がこの演劇的とでもいうべき異常で歪なトラックと泣きメロの組み合わせ
の傑作を聴いて思い浮かべたのはもちろん過剰ポップス界の闇の帝王、「夜のワグナー」と異名をとった藤本卓也御大!!
これがチャートの一位になるんだもんなぁ!!
40.Tove Lo - Cool Girl (Part of Fairy Dust)
その年のポップサウンドを体現するような「声」って毎年あるんですがTove Lo様も完璧に2016年の声だったなぁー!!
39.PARRI$ - NASTY
あの!! Justin Bieberの SorryのMVの振付師でもありKPOP関連の振付も多数こなす彼女自身の凄まじく「肉体的な」ダンスMVの大傑作!!
38.Grace vonderwall
このまとめ動画の中で審査員が断言してるけど
ここれは確かに「次のテイラースウィフトは君だ!!」だし「君の存在こそが奇跡で、君こそが未来のポップミュージックなんだ!!」と
僕も思います。今年彼女がどういう展開するのか楽しみすぎるーーー
37.Dalshabet(달샤벳) _ FRI. SAT. SUN(금토일)
うぉーーーー!!サビのコード進行!ここここれはあの大名曲「Hill Street Bluesのテーマ」じゃないっすか!!
それをこれまたトラップトラックにつっこむという大技炸裂!! これがKPOPの醍醐味だなぁーと
36.Melanie Martinez「Cry Baby」
twitterとかでは彼女のMV何度か紹介してましたがアルバムは迂闊にもスルーしてしまってて大反省・・・・・・
完璧な世界観で統一されたガーリー系コンセプトアルバムの大傑作!!!
35.Selena Gomez - Hands To Myself
この曲を含むアルバム「REVIVAL」もポップス史に残る傑作だと思うけど中でもやっぱりこの曲は凄い・・・
34位から24位はコチラ!!
2017年2月1日水曜日
FESTIVA2016 性格良し子ちゃん2016年BEST DISC発表! POP MUSICの未来はTWICEとOH MY GIRLのものである
You've got the music in you
Don't let go
You've got the music in you
Don't give up
You've got a reason to live
一瞬も永遠もこの世界のものじゃない
それは天国と地獄にしかなくて
それを手に入れようとするなら
僕等は血を流さなくてはならない
映画「DREAM MACHINE」で辿り着いた地平は
正にTHE DOORSのWHEN THE MUSIC IS OVERの歌詞まんまの
何も聞こえない何も見えない場所だった
そこに彼女はいたのか?
僕を待っていてくれたのか?
何も聞こえない天国で?
何も見えない地獄で??
そんな所に居るはずなかったのだ
僕はそれを音楽の中に見つけなきゃならなかったのだ!
僕『そうだよね?』
『当たり前でしょ!』
夢の中で僕は確かにその声を聴いた
そうしたらいきなりポップミュージックがまるでスコールのように突然降り注いで
僕は再び音楽を聴いたんだ!!
それは僕もそしてあの子も大好きだったポップミュージック!
新しくてピカピカして可愛くてカッコよくて優しくて激しい、
その音を鳴らしていたのは誰だ!!!
それはKPOPとメインストリームポップスでした
2016年、僕は再び「POP MUSIC」を手に入れました
山下達郎氏がインタビューでおっしゃっていたように
2009年、少女時代の「GENIE」でKPOPはJPOPを完全に追い越して
洋楽と同じ音圧を手に入れてしまった。
その時期は僕もその奇跡に唖然としてKPOPを聴いていました。
でも基本天邪鬼なので(泣)
その後の日本での怒涛のKPOPフィーバーでなんとなくひいてしまってたわけです
でもでもでもでも!!!!!
ほんとーに世界ってよくできてるなと思うのは
2016年という年、まるで音楽の神様が導いてくれたように
TWICEがGFRIENDが、あの少女時代の売り上げ記録を次々に破ってしまった!
いわば
KPOPルネッサンス
とでもいうべき年が2016年。
明らかに2016年KPOPはポップミュージックを
アイドルミュージックを更新してしまった
そこに僕は完全にシンクロしてしまいました。
そしてビルボードチャートにおいても
ダンスミュージックとポップのマリアージュが
新しいPOP MUSICのカタチを作り始めた年
それが2016年でした。
ポップミュージックとは何か?
ポップである事。僕はその本質は
編集力
だと思います
歴史上という縦のライン
そしてあらゆるものが生きてセックスして
笑って泣いてゴッチャに存在する横のライン
その全てを肯定して並べ替えて
その十字架を背負って
新しい世界を作る事、それが編集力であり
それを引き受ける意志と知識の音がポップミュージック
そんな強さを現在最も携えているのは
僕は確実にKPOPとメインストリームポップだと断言できます!!
だから去年のベストディスクはこーなりました!
あまりの激変っぷりに唖然とされる方もいらっしゃると思います。
でも僕はこのBEST DISCこそが
POP MUSICの「今」をどこよりも完全に撃ち抜いた
正しい音楽の未来だと思っています。
というわけで怒涛の56作品大発表ーーーーー!!
56. ANNA OF THE NORTH US
2016年は後で色々とでてきますがEDMが内省性までをも
そのサウンドに取り入れる事に成功してしまった画期的な一年でしたが
そうした新しいEDMのダイナミズムをインディー側からうまーーく使った名曲!
55.PENTAGON(펜타곤) _ Gorilla
もちろん上に書いたみたく2016のKPOPはとにかく久々のガールズグループYEARだったけど
ボーイズも僕は大好き!!でこのPentagonのデビュー曲に関してはだれも言わないけど
あきらかにこの曲へのオマージュ!!
この辺がKPOPの「編集力」って事だぁーーーと
54. Tory Lanes「I TOLD YOU」
前半は確かにTRAP ALBUM然としてるんです。がしかーーし!!このデビューアルバム
のとんでもなさはB面というか後半の美メロの嵐っぷり。
つまりメッチャ正しく2016年の大傑作AORアルバムがコレでした。
53.P.miller Milk bath
今年も最高のMVを届けてくれた姐さんに感謝!!
52 AS CHINGY
去年見たMVの中で手法的に「ややややられた・・・・・・」と最も感じた一つでっす
51.Kiala Gold
こんな暴力的なトラックでこんな破滅的な恋愛を唄っているのに
完璧なポップミュージックに仕上げてしまうこのテクニック!!
50.PIXX BABOO
うーーむ!!何度見ても傑作ガーリーMVっす!
49. CLC(씨엘씨) - '아니야(No oh oh)'
ななななんすかこのJagwar Ma越えしたおマンチェサウンドは!!!!???と驚愕
CLCは今年一月の新曲でいきなりコンセプトが4minute系になっちゃったけど
またこの路線もやってほしいなぁーー
48.NOIR COEUR POST LIFE
TRAP以降のグルーヴとタイム感使いの傑作!
47.마마무 (MAMAMOO) - 넌 is 뭔들 (You're the best) & Décalcomanie (데칼코마니)
MAMAMOO姐さん達の何が凄いって今や本場でさえやらないようなソウルミュージックマナード真ん中をやって
しかも데칼코마니に至ってはこれフィラデルフィアソウルですよ!! それをベスト10にランクインさせてしまった説得力!!
それはどんなSOUL MUSICにもあるユーモアの部分を彼女達が的確にとらえているからこそ可能になったパワーだと思うのです
46.M.miller Dang
Anderson .Paakの凄さについては2015年のFESTIVAで断言しましたがこの曲でもそのSMOOTH KILLERっぷりが炸裂してるぅーーー!!気持ちいいです
あまりにも沢山のMOVIE LINKを張りまくってしまいスマホ等のデバイスからだと
読み込めませーーーん!!との声をいただいてしまったので
TEXTを分割させていただきました。
45位から35位はコチラ!
一足飛びにOH MY GIRL TWICEを含む10位から1位はコチラをご覧くださいませ!!!
2016年2月1日月曜日
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