2014年12月31日水曜日

FESTIVA2014 性格良し子ちゃん2014年BEST DISC大発表------!!

皆様2014年もご愛顧ありがとうございました!!

そーーーして今年もこの時期がッッ!!

性格良し子ちゃんによる2014年ベストディスクエントリーはこのようになりましたッッッッッ!!


29.Ted Zed Alien Monday


70年代のTODD RUNDGREN先生ばりのベッドルーム誇大妄想ROCK感&
マークボランちっくなコドモサイケなUKの19歳!!
来年アルバム出るらしいのでたた楽しみっっっ!!




28.The Visions Wishing Well

NYの3人組から突然変異のように誕生した今年のMELLOW"盤長"!!
撮影現場でメッチャよく流してましたッ!





27.M+A When & Garden City Movement Move On

今年はホーーント所謂インディー的なサウンドとエレクトロが
うまーーく混ざった良曲が多くて!! その中でも特に!!!って感じで
激SWEETな2曲なのでっす 








26.Cities Aviv - DON'T EVER LOOK BACK

アルバムはちょっとド暗黒でカオスってたけど
その中の一曲MOODYMANバリの漆黒のグルーヴ使いが最高でした! 





25.Peach sugar snow 「Xmas☆silent」

おとぎ話って必ず「死」との関係性において成り立つものだけど
PSSのそんな「メルヘンポップ構造」がしだいに全面展開されつつある
凄いロリータソングだと思います。 




24.Lowell We Loved Her Dearly

去年のSKYチャンのアルバムや今年のT.スウィフト嬢のアルバムもそうだけど
今年の「80年代サウンド使い」アルバム大賞!!!





23.Kindness OTHERNESS

ますます「(BLUE EYED) SOULミュージック」として洗練されつつあって
まるでRobert Palmerのアルバムみたいに!!!






22.Years & Years - Real

ブロンスキービートばりのボーカルに最新型のビート!!
完璧なUK SOUL SOUND。ボーカルのOlly Alexanderが主演の一人
映画「GOD HELP THE GIRL」も楽しみーー 









21.ぼくたちノあのこ クラスメイト

吉屋信子女史ばりの「エス」感覚のLYRICに
大貫妙子様ばりのメロ&サウンド!! 傑作だなぁーーーー!!





20.David Crosby CROZ

コチラにもTEXTで書かせていただきましたが


最長44年ぶりの新アルバムも……「待たせすぎた」レジェンド・ミュージシャンたち



20年ぶりのニューアルバムそしてそのメランコリアとロマンティシズムがMIXしまくった
正に「オープンチューニング」な変幻自在さがすすすす凄すぎのアルバムでした!!






19.tobias jesso jr. - true love

先日tweetさせていただいた通り遂に来年3月の
デビューアルバム「Goon」でその全貌が明らかになるわけですが
とーーーにかくこのメロディー!!! シンガーソングライターアルバムとして
10年代を代表する作品になるか?! いや!!なるはず!!!




18.One Year Nils Bech

べべ勉強不足でこのアルバムまで知らなかった
ノルウェーのアーティストNils Bechの3rd Album!!
EDMでアップデートした美しいチャンバーポップ





17.Oceaán - Need U

今年新曲が出る度に大騒ぎしてきましたが
悪夢に執りつかれたような狂った音と
どロマンティックなメロディーの組み合わせ全曲凄かった!!







16.9nine MAGI9 PLAYLAND

tweetしまくったり、

TWILOG

コチラの原稿も書かせていただきましたが

9nine、武道館公演で見せた「ガールズポップの本質」とは? 自由奔放なユニットの個性を追う

アイドル関係では今年一番の「問題作」だったと思います。
残念なのは制作者の方々が彼女達の「同志」として前に出て
ちゃんとこのアルバムに関して話してほしかったなぁーーと!







15.スカート サイダーの庭

音楽面での「天才」っぷりが語られる事が多いスカートだけど
僕は実は澤部氏のコトバに心酔していて
歌詞というフォーマットにおいて僕等が生きる地獄と天国の位相を
これだけ的確に描写できるアーティストはちょっといないと思います。
今はその世界観を音源においてもBANDサウンドが支えているけど
これがもっと一曲ごとにコトバによりそった音になっていったら・・・・・ブレイクしちゃうなぁ!!
ちなみにLIVEにおける観客の方々の美人度もすす素晴らしいーーデッス! 






14.Ephemeral Rich Aucoin

まるで岡本太郎氏ばりに爆発しまくった2014年最強「躁アルバム」!!
EDMの使い方も素晴らしかった!!






13.Alison May Loved/Dark

American Music ClubのMark Eitzel兄貴や
RED HOUSE PAINTERSのMark Kozelekの正統的後継者が遂に登場!
ゴシックでメランコリックな大傑作ラブソングアルバム








12.Electric Youth - “Runaway"
Ben Khan- "Youth
Movement - Ivory (NSFW)
Harrison - Akira

とにかく今年死ぬほど素晴らしかったMUSIC VIDEO3連発!!!












中でもRUNAWAYはこの10年で最もロマンティックなMUSIC VIDEOの一本だと思います!!


11.Iggy Azalea - Fancy (Explicit) ft. Charli XCX

今年のUSポップス最高傑作ッッッ!!

Gonzalesセンセイも激賞する


最高のベースライン!! そして映画「CLUELESS」ネタ!!






10.YOUNG FATHERS DEAD

 まさかのマーキュリー年間アルバム賞も受賞!!


HIPHOPでもあり/ない、ハウスでもあり/ない、エレクトロでもあり/ない
ROCKでもあり/ない、っていうキワキワの音がMIXされまくった
これぞUKダンスアルバム!!!






9.Keira Knightley - Lost Stars (Begin Again Soundtrack)


遂に遂にあの敬愛するGregg Alexanderアニキが15年ぶりに表舞台に復活!!
それも「YOU GET WHAT YOU GIVE」の頃とまったく変わらない



死ぬほどロマンティックな楽曲で!!
果たしてエントリーされている本年度アカデミー主題歌賞の行方は?!?!






8.Raury Indigo Child’

ずーーっとtweetしてきたアトランタの天才18歳の1st MIXTAPE

TWILOG





もっとダークな作風になるのかと思ったら
これが途轍もなくエモいROCk ALBUMになってて衝撃!!
正に新しい時代の「ゴスペル」だと思います。





7. アカシック コンサバティブ

もーーちろん詳細はコチラのブログをお読みいただいて!!


地獄発→天国行きのメリーゴーランド。アカシック「終電」のミュージックビデオを制作いたしましたー!



そしてなんと彼等は来年メジャーデビュー決定!!!!!

アカシック、来年unBORDEからメジャーデビュー

おめでとうございます!!!
遂にその圧倒的な「歌謡力」がお茶の間にも?!?!?







6.Boots「 WinterSpringSummerFall」

去年のビヨンセのアルバムに突然FEATUREされた
トラックメーカーの傑作無料1st MIXTAPE
HIPHOPなんだけど鳴ってる音の内実はシドバレットばりの
狂ったサイケデリックフォーク。DJツアーの合間に作ったらしい
ロードムービー感も最高でしたッッ!






5.フェアリーズ 「BLING BLING MY LOVE」

もーーーーとにかく今年一年はフェアリーズについてtweetしまくり

TWILOG

そしてコチラのTEXTもかかせていただいたわけですが

フェアリーズはなぜ物語を必要としない? 妖精学”から魅力を読み解く

どんどんロック化している地下系アイドルポップスでもなく
今年結構頭打ちになってしまったメジャーなアイドルソングでもない
ひたすらPOP MUSICとしての強度だけを追求してしまったらこーなってしまった
FREAKで奇跡的なとんでもない女の子ポップソングだと思います。






4.Skrillex「 Recess」

このアルバムに含まれていない音楽的スタイルを探すのが難しいほど
Skrillexのもうほとんど70年代の工作舎ばりの「超高性能編集力」が爆発!!!
それは極めて90年代的な方法論なのにやり方次第では現在でも
有効なROCK MUSICの手段である事を証明してしまったすさまじいアルバム








3.RHYMEBERRY IDOL ILLMATIC

こちらもぜひぜひこのブログエントリーをお読みくださいッッ!!


RHYMEBERRY'S DELIGHT 僕等がライムベリーに救われる理由 「IDOL ILLMATIC」のミュージックビデオを制作しましたッッッ!

このアンセムがほんとーーに凄いなぁーーーっていうのは
今までどちらかというと「LITTLE BIRD NATION」ちっくな
内側向けの文系HIPHOPだったRHYMEBERRYが「アイドル」という存在を
相対化することで、その音から言葉から血を流し始めたという所。
つまりPOP MUSICとしての生々しい肉体性に向けて舵を切ったわけで
ほーーーーんと来年以降の展開が楽しみすぎまっす!!







2.銀杏BOYZ 光のなかに立っていてね & BEACH



遂に出てしまったエピタフでもありラヴレターでもある9年ぶりの新作2枚
言いたいことはコチラのブログエントリーに全部書いてしまいました。

ドリーム・ベイビー・ドリーム  銀杏BOYZ新作「光のなかに立っていてね」「BEACH」を解読する試み

そして峯田センセイーーーー!!例のアレ・・・・・スタンバッテおりまっす!!






1.Porter Robinson worlds

本人は「EDMがイヤ」でこのアルバムを作りはじめて
でも出来上がったアルバムは時代を捉えたビートとグルーヴは
歓びも悲しみも怒りも虚無も未来も過去も都市も自然も
僕等の世界を構成する全てを肯定する事が出来る。
そんなダンスミュージックの本質を完璧に鳴らしてしまったアルバム!

そしてこのアルバムが凄いのは本人がインタビューで何度も言及してるように
「ひたすら子供の頃に遊んだビデオゲームのシーンを頭に浮かべてそのサウンドトラック
になるように作っていったんだ」という方法論。
それは現実とフィクションが衝突した時
それでも自らの理想、ロマンティシズムをどうサバイブさせるのか?という誰もが経験する命題
に対する極めてROCK的な闘い方であり、その理想の意味、成立可能性
をとことんまで追い詰めたPorter Robinson自身死闘の結果がこのアルバムの圧倒的な肯定性を支えている。

「美しい作品を作りたかった」

これも彼自身がインタビューで語っている言葉だった。

この世界は誰の為にある? 何の為にある??

Porter Robinsonはその答えが持つ美しさの新しいカタチを手に入れたのだ

そしてこの「WORLDS」を聴きながらもう一度・・・・・

この世界は誰の為にある? 何の為にある??


もちろんそれは僕のワタシの
そして愛の為にあるに決まってる。










今年もシッチャカメッチャカな僕の活動を多くの音とコトバに支えられました!!

来年も性格良し子ちゃんはかなーーりオモロな活動をさせていただきますが

ゼヒゼヒご期待くださいませ!!!!